ワークフローコマンド

情報所属バリュー: エージェント型ハーネス

SPEC ベースの 3-Phase ライフサイクル (plan → run → sync) を実行するコマンド群です。
MoAI-ADK v3 の中核的な価値の 1 つが エージェンティックハーネス (Agentic Harness) です。コードを直接書く代わりに、エージェントがうまく働ける環境 — SPEC ドキュメント、品質ゲート、フィードバックループ — を設計するという意味です。ワークフローコマンドは、このハーネスの中心軸である plan → run → sync パイプラインを実行します。
各段階は専門化されたエージェントが担当し、作った本人が検査しないように 計画と監査が分離 されています。plan 段階の成果物は plan-auditor が独立して監査し、sync 段階の結果物は sync-auditor が 4 次元 (Functionality・Security・Craft・Consistency) で評価します。run 段階に入る直前には 実装着手承認 (ヒューマンゲート) が常にユーザーに戻ってきます。
flowchart TD
A["/moai project
プロジェクトドキュメント生成"] --> B["/moai plan
SPEC ドキュメント生成"]
B --> D["/moai run
DDD/TDD 実装"]
D --> E["/moai sync
ドキュメント同期と PR"]
E -.-> B
D -.-> B
F["/moai harness
ハーネス学習システム"] -.-> D| コマンド | 段階 | 担当エージェント | トークン予算 | 目的 |
|---|---|---|---|---|
/moai project | Phase 0 | manager-docs | - | プロジェクトドキュメントの自動生成 |
/moai plan | Phase 1 | manager-spec | 30K | SPEC ドキュメントの生成 |
/moai run | Phase 2 | manager-develop | 180K | DDD/TDD 方式の実装 |
/moai sync | Phase 3 | manager-docs | 40K | ドキュメント同期と PR 作成 |
/moai harness | 補助 | builder-harness | - | ハーネス生成と学習ライフサイクル管理 |
段階ごとにトークン予算が異なるのも、v3 の トークノミクス (Token Economics) 設計の一部です。計画は深い推論が必要ですが成果物が小さく (30K)、実装はコード量が多いため余裕のある予算が必要で (180K)、ドキュメント同期はその中間 (40K) です。段階の間に /clear でコンテキストを空にする慣行も同じ理由から生まれます — 前の段階の会話を次の段階に持ち込まないことで、各段階が予算をまるごと使えます。
情報初めて使う場合は
/moai projectから始めてください。プロジェクトドキュメントがあってこそ、以降の段階で AI がプロジェクトを正確に理解して作業できます。
/moai harnessはハーネス学習サブシステム管理用の補助コマンドです — CLAUDE.md の変更をモニタリングし、ティアベースの自動更新を提案します。
/moai オーケストレーターは 16 個のサブコマンドをルーティングします。このセクション (ワークフロー) は SPEC 3-Phase ライフサイクルのコマンドを、ユーティリティコマンド セクションは自動化・修正ループ・コード管理・フィードバックのコマンドを扱います。
ワークフローコマンド (このセクション):
| サブコマンド | 目的 |
|---|---|
/moai plan | SPEC ドキュメント生成 |
/moai run | DDD/TDD 実装 |
/moai sync | ドキュメント同期と PR |
/moai project | プロジェクトドキュメント生成 |
/moai design | デザイン段階のコラボレーション (manager-design D1-D5) |
/moai harness | ハーネス生成と学習ライフサイクル |
ユーティリティコマンド (ユーティリティセクション):
| サブコマンド | 目的 |
|---|---|
/moai fix | 一回限りの自動修正 |
/moai loop | 反復修正ループ |
/moai mx | @MX コード注釈 |
/moai feedback | GitHub イシューフィードバック |
/moai review | 多観点コードレビュー (セキュリティ・@MX) |
/moai clean | デッドコード除去 |
/moai codemaps | アーキテクチャコードマップ生成 |
/moai gate | コミット前の品質ゲート |
/moai e2e | マルチプラットフォーム E2E テスト |
/moai goal | 条件宣言型の自律ループ |
# Phase 0: プロジェクトドキュメント生成 (初回 1 回)
> /moai project
# Phase 1: SPEC 生成
> /moai plan "ユーザー認証機能の実装"
> /clear
# Phase 2: DDD 実装
> /moai run SPEC-AUTH-001
> /clear
# Phase 3: ドキュメント同期と PR
> /moai sync SPEC-AUTH-001
# 補助: ハーネス学習管理 (任意)
> /moai harness status
> /moai harness apply自然言語でそのままリクエストしてもかまいません。/moai "ログインのバグを直して" のようにサブコマンドなしで入力すると、Analyze-First ルーティング が意図を分析して適切なワークフローに自動接続します。
- SPEC ベース開発 - SPEC と EARS/GEARS 形式の詳細説明
- DDD 方法論 - ANALYZE-PRESERVE-IMPROVE サイクルの詳細説明
- TRUST 5 品質システム - 品質ゲートの詳細説明
- ハーネスエンジニアリング - ハーネス学習サブシステムの概要
- クイックスタート - 最初から追えるチュートリアル